\ことわざマニア/【豚を盗んで、骨を施す】月に代わって、お仕置きよ。

どんな意味か想像できますか?
これはなかなか難しい表現ですね。

たとえば、隣の家の豚を盗んで食べられるところは全部食べてしまう。
その残りの骨を隣の家においしいスープの出汁になるからとお裾分けするようなこと。
罪悪感を無くしたいのでしょうね。
それならば、せめて豚骨スープにして持って行ってあげましょう。
そんな人は月に代わって、お仕置きよ!

このことわざは盗人が自分の悪行に対してほんの小さな贖罪をするという感じでしょうか?
もちろん大罪に対して、こんな小さな贖罪で許されるものではありません。
単なる自己満足です。
本当に贖罪をしようとする人に関することわざ。
「一つの罪を覆した百の善行」
一つの罪を百の善行で償うことができるという意味のことわざです。
これは、古代中国の儒教の教えに由来しています。
儒教では、人は誰でも罪を犯す可能性があると考えられていました。
しかし、罪を犯したとしても、悔い改めて善行を積むことで、
罪を償うことができると考えられていました。
「一つの罪を覆した百の善行」という言葉は、この考えを表現したものと言えます。
つまり、一つの罪を犯したとしても、百の善行を積むことで、罪を償い、
清く生まれ変わることができるということです。
もちろん、これはあくまでも比喩的な表現です。
実際には、一つの罪を百の善行で完全に償うことは不可能かもしれません。
しかし、この言葉は、罪を犯した人が悔い改めて善行を積むことの大切さを
教えてくれるものです。
具体的には、以下のような善行が考えられます。
●困っている人を助ける
●嘘や裏切りをしない
●正直に生きる
●感謝の気持ちを忘れない
●他人を思いやる
このような善行を積むことで、自分自身を成長させ、周囲の人々との
信頼関係を築くことができます。
また、罪を犯した後でも、自分自身を許し、前向きに生きていくことができるでしょう。
ことわざは長い期間にわたって伝承された、先人達の知恵。
経験や知恵を端的に表現する言葉のことです。
物事の真実や普遍的な価値観を示唆しています。
時に面白く、時に機知を含めながら。
日常的な状況や人間関係、成功、失敗、幸福、人生の教訓など、
様々なテーマに関連しています。
私が参考にしていることわざ辞典です。
書店でこの辞典を手に取り、適当にページを開き、目に入ってきたことわざが『挨拶より円札』。
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日本語/日本人の知恵の奥深さに感動しました。
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住まいに関することわざを、50音から検索することができます。
例えばこんな感じ・・・
【壁に耳あり障子に目あり】
どこでだれが聞いているか、どこでだれが見ているか分からない。
内緒話や秘密の行動は漏れやすいことの例え。
こちらは石川県白山市のホームページ。
「食育」とは、身体にいい食べ物を選ぶ力を育て、
「食」の大切さを学び、好ましい食習慣と豊かな心を
身につける教育をいいます。
「腐っても鯛?」「三里四方の野菜を食べろ?」…
あなたは幾つのことわざを知っているかな?
さて、最後は英語のことわざ。
外国でもことわざがあり、日本のことわざと似通っているものもあります。
人類共通の学びということでしょうか?
【 Time is money. 】
各ことわざの発音を聞くこともできます。
私の大好きな西原理恵子氏のコラボことわざ辞典。
藤子不二雄A氏がとても良いことを言っているのに、それを台無しにする西原理恵子氏。
相変わらずのブラックぶりに笑いが止まりません!
日本には何種類くらいのことわざがあると思いますか?
古いものは飛鳥時代の聖徳太子が遺した言葉が今も普通に使われています。
皆さんもご存じではないでしょうか。
和を以て貴しとなす=仲良く穏やかにやってゆくのが大切だということ。
何と、5〜6万のことわざがあるそうです。
ことわざは長い期間にわたり伝承された、先人達の知恵。
物事の真実や普遍的な価値観を示唆しています。
時に面白く、機知を含めながら。 日常的な状況や人間関係、成功、
失敗、幸福、 人生の教訓など、様々なテーマに関連しています。
海外でも似たような内容のことわざがあるところが面白いです。
これは世界の人々が同じような事を経験し、 同じような思いを
抱き、同じように表現して、誰かに伝えているということです。
例えば・・・
日本語:「覆水盆に返らず」
英語:”There is no use crying over spilt milk.”
起きてしまった事は元に戻らないし、嘆いても仕方が無い。
ということになります。
日本語では【水】、英語では【ミルク】を使っているところも面白いですね。
日本語:
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
英語:”No pain, no gain.”
大切なもの、価値があるものは大変な思いをしなければ
得られないという表現。
日本語では危険、英語では痛みと表しています。
日本語:「3人寄れば文殊の知恵」
英語:”Two heads are better than one.”
となります。
日本語では3人、英語では2人。 これも面白い差がありますね。
文化を反映して、少しだけ表現が違うのが興味深いです。
日本語:
「歴史は繰り返す」
英語:”History repeats itself.”
良くも悪くも歴史は繰り返します。 戦争がその最たるものです。
ことわざは先人達の知恵/伝言。 良いところは見習い、悪いところは改める。
昔の人たちからのメッセージをしっかり受け止めましょう。
そして私たちも未来の人々へ役に立つメッセージを残しましょう。
言葉の機能としても人を批評し気の利いた表現によって
会話を面白くし、 その場を和ませ苦しむ相手の心には
癒やしや励ましの言葉となる。
時と場合によっては相手を笑いのめし、ぎゃふんとさせる
言葉の武器にもなる。
世界で最短の慣用言語芸術とも言えるでしょう。
今日のことわざ豚を盗んで骨を施す。今日のことわざ悪いことをしておきながらわずかばかりの善行をすること。月に代わって、お仕置きよ。







